◎効果1 美味しく冷凍
◎効果2 美味しく解凍
◎効果3 ドリップ抑制
◎効果4 素材の身締め
◎効果5 調味液や調味料の滲み込み
◎効果6 ヘルシーメニュー
◎効果7 手作りメニューの拡大
◎効果8 調理の効率化
◎効果1 美味しく冷凍
「ピチット」は、表面だけではなく、素材内部の水分や臭みを取り除きながら冷凍するので、凍結時の組織破壊を抑制することができます。また、素材に密着しているので素材表面に霜が付着せず、冷凍保存中の冷凍焼けも抑えることができます。
ですから、「ピチット」で冷凍すれば、一般的な冷凍庫による緩慢冷凍でも美味しく冷凍することができ、余った素材を手軽に冷凍保存、必要な時に美味しく食べることがきます。
〜冷凍の仕方〜
1.魚などの内臓等はきれいに取り除く
2.素材をピチットで包む(あるいは挟む)
3.密封ポリ袋等に入れる
4.冷凍庫に入れて冷凍する
|
◎効果2 美味しく解凍
冷凍素材を「ピチット」で包めば、余分な水分や臭みを取り除きながら解凍することができ、素材の美味しさを損なうドリップを抑えるとともに、旨みを凝縮させることができます。ですから、冷凍マグロ、冷凍ホタテや殻なしの冷凍エビなども、上手に美味しく解凍できます。 ※解凍前の素材が適正な状態で冷凍保存されていなければ、「ピチット」の効果は得られません。
〜解凍の仕方〜
1.流水で表面の氷を落とす
2.ペーパータオルなどで、表面の水を拭き取る
3.ピチットに素材が密着するように、手で軽く押さえて包む
4.ピチットに包んだまま冷蔵庫で解凍
〜コラム〜
肉や魚介類の7〜8割は水分で出来ていることはご存知ですか?ですから、それらを冷凍するということは、素材の表面や細胞の中の水分を氷の結晶に変化させるということなのです。「水」を凍らせると膨張するのはご存知だと思いますが、そのような変化が素材内部にも起こり、氷の結晶が細胞を破壊させる原因となるのです。
市販の冷凍食品などは、低温で急速に冷凍させるため、氷の結晶も小さく、細胞膜の損傷を防ぐことができます。しかし、一般的な冷凍庫で冷凍をする場合は凍結速度が緩慢なため、氷の結晶が大きく成長してしまいます。結果、細胞膜を破壊し、解凍時に旨みや栄養分とともにドリップとして水分が流れ出てしまい、味を劣化させてしまうのです。
けれども、内部の余分な水分も取り除きながら冷凍することができる「ピチット」を使えば、細胞破壊を抑制することができ、一般的な冷凍庫でも美味しく冷凍することができます。また、シートが素材に密着して表面に霜が付かないため、冷凍焼けも防げます。
|
◎効果3 ドリップ抑制
ドリップとは、素材の栄養や旨み成分などが水分と一緒に流れ出てしまうことです。素材内部から余分な水分を取り除く「ピチット」で処理すれば、ドリップを抑制するだけではなく、旨みを凝縮することもできます。
|
|
|
◎効果4 素材の身締め
「ピチット」で包めば、余分な水分を取り除くので素材の身が締まり、美味しい歯ごたえになります。例えば、塩を使わずにコハダなどの下処理もでき、味の滲み込みも良くなります。
また、素材の色目やツヤをアップさせる効果もあります。特に、マグロの赤味は鮮やかに、フグは透明度がアップ、鶏肉はツヤが向上します。
|
◎効果5 調味液や調味料の滲み込み
余分な水分が取り除かれているので、「ピチット」処理した後の素材には調味液や調味料が滲み込みやすくなり、調理時間も短縮できます。
ですから、マリネやカルパッチョなどを効率的、しかも美味しく仕上げることができます。
|
◎効果6 ヘルシーメニュー
「ピチット」で包めば、塩を使わなくても素材の水分を取り除くことができます。
ですから、減塩の干物や塩辛など、塩分控え目のヘルシーな料理を作ることが出来ます。
|
|
|
◎効果7 手作りメニューの拡大
〜手作りメニューの拡大(1)〜
塩を使わずに水分を取り除くことができるので、簡単に減塩の自家製干物や塩辛などを作ることが出来ます。 また、空気や紫外線に触れず、低温(冷蔵庫)で作ることが出来るので、脂質の酸化も抑えることができ、美味しく衛生的です。
|
|
〜手作りメニューの拡大(2)〜
包むだけで水分を取り除くことができるので、こだわりの燻製、生ハムやからすみ作りなどが、冷蔵庫で衛生的に、そして簡単に作ることができます。
|
|
|
◎効果8 調理の効率化
1.揚げ物や天ぷら
2.焼き魚
3.煮魚
4.お刺身
1.揚げ物や天ぷら
余分な水分が内側から取り除かれるので
・油はねを抑える
・ふっくらと揚がる
・カラッと短時間で揚げることができる
・油の劣化を防ぐ
〜コラム〜
揚げ物をする際の油はねの原因は、加熱によってたんぱく質が変成し、素材の中の水分が出やすくなるため。
その点「ピチット」処理した素材は、余分な水分が内側から取り除かれているので油はねが抑えられ、火の通りも良くなります。また、表面が短時間で固まりやすいため、内側の水分と一緒に旨みが逃げません。ですから、美味しくふっくらと仕上がるのです。
2.焼き魚
余分な水分が内側から取り除かれるので
・火の通りが良くなり、短時間でこんがりと焼きあがる
・焼き網にこびりつきにくい
・煙が少ない
〜コラム〜
魚を焼く時に煙が出る原因は、魚の油が水と一緒になって魚から出てくるため。
けれども「ピチット」で処理をしておけば、表面だけではなく、魚の内側からも余分な水分が取り除かれているので、焼いている間に水分が出てきにくくなります。結果、魚を焼く時の煙が少なく、火の通りも良いので、短時間にこんがりと焼き上げることができます。また、皮が破れたり、身割れすることもありません。
3.煮魚
余分な水分や臭みが取り除かれるので
・煮崩れしにくくなる
・煮汁の滲み込みが良くなる
・調理時にフタをしていても臭いがこもらない
〜コラム〜
魚の生臭さなどの臭み成分は水に溶けています。ですからペーバータオルや布巾でいくら表面の水分を拭き取っても、内側の水分に溶け込んだ臭みは取り除けません。
その点「ピチット」で処理をすると、浸透圧の働きで内側の水分と一緒に臭みを取り除くことができ、調理時の臭いも抑えることができるのです。
4.お刺身
余分な水分と臭みが取り除かれるので
・旨みが凝縮して、美味しさがワンランクアップ
・冷凍素材を美味しく活用できる(特にマグロの赤身やホタテなど)
・身が引き締まる
・ふぐなどの薄造りがしやすくなる
|